260703 面倒くさい仕事 ごめんなさい

『大野中の家0』

かさ上げしてせっかく入れた土を掘り返して地中梁を作る。
残土処分を考慮してかさ上げをして頂く時
土の量を調整していたので余計なコストをかけずに済んだのは良かった。

さてさて、今回の建物について構造的な話に入っていきたい。
以前書いたように『260610riverside 』、床下が無い。
そうなると、配管の位置をすべて決めておく必要があって現場はとにかく大変。
だいたいこのあたりというわけには行かず先行して全て決めておく必要がある。

建築工事は職人さんのリレー形式で工事が進んでいく。
通常だと、基礎→大工→設備→仕上げという流れで進むので
基礎の段階では設備屋さんなんかはだいたいで良い場合がほとんど。
いざ自分の番になったときに少し調整して辻褄を合わすことができるようになっている。

しかし今回のような床下空間という調整代が無い場合は
排水、給水給湯、電気、ガス、スイッチ、照明器具、換気扇等々ありとあらゆるものが
事前に決まっている必要があって、一言で言うと面倒くさい上に失敗が許されないのである。

この失敗が許されないというのが
職人さんからするとやりたくないなぁ~になって
年々失敗が許されなくなっている日本において
こういったリスクあることが積極的にできなくなっている。

今回施主側に立つことでそのリミッターを外して
職人さんには面倒くさいことにご協力頂いている次第です。

◆いつもありがとうございます 面倒くさくてごめんなさい