Renovationについて

リノベーション(リフォームと同義)とはもともとある建物に手を加えて
きれいにしたり、耐震補強したり、新しい用途として再び活用できるようにすることを言います。

新築と異なるのは、目の前に既に建物が存在しているというところで
そこが、リノベーションの面白いところだと言えます。

リノベーションする際、新築とは違うスタンスで取り組むようにしています。
①そもそも、何に不満・不便があってリノベーションを検討されているのか
②建物に対してお施主さんがどのような思い入れがあるのか
③手数を少なくして、コストバランスを良くしてどこに手を加えれば最大の効果が期待できるのか

この3点はとても重要なポイントだと言えます。
①について
あたり前のことですがリノベーション後その不満や不便を解決している必要があります。
ただ、様々な要因が重なることで「そもそも、何をしたかったのか?」ということに陥りそうになります。
常に、スタート地点の不満・不便についてを意識しながら計画を進めていきます。

②について
その建物に関しての知識や体験は、お施主さんの方が先輩です。
良い所も悪い所もよく理解されていて、思い入れもお持ちです。
建物についての考えや体験を良く聞き、長所と短所を理解した上で計画に反映していきます。

例えば北側にしか窓がとれない部屋もありますが、
それをネガティブなこととして考えずにリノベーションならではのこととして捉えられるのも
お施主さんの理解や思い入れがあってのことになります。
このように、リノベーションでは
そこでしか実現できないアイデアやデザインが生まれることがあってそれを見つけられるかが肝であるとも言えます。

③について
余計なこと(劇的なこと)はせずに手数を少なくして目的を達成したいと考えています。
そこまでやるのだったら新築の方が良いのでは?というのは本末転倒で、どこまでやるかの線引きはとても経験がいる判断となります。

これからは、空き家を購入してリノベーションを検討される方も増えると思いますが、その場合にも考え方は同じです。

今後自動化、機械化が進んだとしても、もとある建物に手を加える以上リノベーションは最後まで手仕事の残る領域だと言えます。
職人さんとのコミュニケーション、突発的な対応、既存の仕上げ部分との調和、取り合いの調整等々、無数に現場での判断が必要になります。
そういう意味で難しさもありますが、そこでしか生まれ得ない新たな可能性を感じられるリノベーションには面白さがあります。

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