260624 Core Plan(コアプラン)

『大野中の家0』

戸建て住宅とマンションの違いは?という質問に対して
『室内に立った時に東西南北どこにでも窓がとれること』と答えています。

マンションは基本的には
片廊下で両サイド隣家に接している為、南側にしか窓がとれない。
これに対して戸建て住宅は
プライバシーや隣家の建ち方の問題もあるけど基本的には四方どこにでも窓がとれる。
この違いを意識することは大事と思っていて
戸建て住宅なのに南側にしか窓をとらずという家があまりにも多い。
それであれば、マンション的な空間にしかならず
せっかくの戸建て住宅だからこそ、もっと自由な選択肢があってもいいのではないかと常々感じている。

何故、そうなるかを考えると北側にお風呂、脱衣、洗濯室、便所をまとめてしまい
東側が玄関、西側に畳コーナーとなるとLDKは南向きしか残らないから。
動線がコンパクトになるメリットがあるので良いとは思うのですが
先日の『飽きること 』で書いたように外部からの変化を取り入れないと変化を味わいにくくなる。

そういった問題意識から
最近Core Plan(コアプラン)の提案をすることが多くなった。
住宅においてCore Planというのは、水回りを中央に集めてその周辺に廊下や部屋を配置する間取りのこと。

何故最近なのか?
面白いことにここ数年打ち合わせで
お風呂、トイレに窓は要りませんという方が増えた。
賃貸暮らし経験者が増えたこと、24時間換気の性能向上
窓を開けて換気すると裏山やみかん畑の近くだと浴室に緑の苔が生えやすくなる為
某UBメーカーは窓を開けての換気を推奨していなかったりする。

窓が要らないのであれば、わざわざ外壁際に設置する必要ないのでは?ってことで
Core Planの提案により、四方に対して開き外部との関係性を強くした提案をするようにしている。

さて、前置きが長くなりましたが自邸の話。
氾濫する川の近く、ベルリンナショナルギャラリー のこと、そして今回のCore Planについて。
これだけ条件が揃えば、ピンとくる人も多いと思いますが、そうあの名建築に想いをはせるところから今回の計画がスタートしています。

◆回収はおいおいしますのでご期待ください(笑)