230429 リノベーションのすゝめ vol.01

問い合わせが増えております
リノベーションについて少し考えを整理しておきます。
( リノベーションの事例)

リノベーションやリフォーム、改修、修繕と色々と似たような言葉がありますが、規模の大きいものから小さいものまでここでは区別せず同義として考え、リノベーションと表示します。実際、便所の改修やエコキュートの修理、クロスの張替えなどから内装をゴロっとやりかえるまで問い合わせは多岐にわたります。

リノベーションする目的を整理してみます。
①老朽化・修繕(雨漏りも含む)
②ライフスタイルの変化
③荷物整理
④資産価値を上げる
⑤性能アップ

具体的には
①老朽化に・修繕ついて
エコキュートが故障した、キッチンやお風呂を新しくしたい、ずっと雨漏りがしていて雨漏れを止めるのに合わせて内装を新しくしたい、外壁の塗り替え、子供が思春期で壁に穴を開けた等々。

②ライフスタイルの変化
お子様が家を出られて大きな家である必要がなくなったので減築したい。使っていない和室をリノベーションして美容室やエステの店としたい。ピアノ教室にされる方やガレージを改修して車いじりの場所とされる方等々。サンルームを付けたり、照明を明るくしたり、古ぼけたクロスを張り替えたりと暖かくなってきたので気分を一新させたい等々。母屋を子供達に譲り、親世帯が離れを建てて隠居部屋を設けるといったようなこともあります。

③荷物の整理
お施主さん自身が気付かれていない場合が多いのですが、長年積み重なった荷物が多くなりすぎてどうして良いかわからなくなっている状態。場所があるのでどんどん荷物が溜まっていってずっと手つかずのままになっている。リノベーションをするというポジティブな目標を掲げることでようやく重い腰を上げ、業者さんの手を借りながら荷物の整理と一緒にリノベーションを行う。

④資産価値を上げる
空き家や納屋をリノベーションすることで、お店にしたり資産価値を上げて賃貸に出す等。マンションやアパートのリノベーションなどもその例。

⑤性能アップ
断熱・耐震・防音・電気代やガス代の安い機器の入れ替え等々。日進月歩、機器の性能があがっていて、コストさえ合えばあげられる状態になっている。一部補助金などを使いながら効果的にリノベーションを行う。

といった感じで概ねこのようなことが重なってリノベーションしようということになっている。

では具体的にどうしていったら良いかについて考えを整理してみたいと思います。
少し長くなりそうなので つづきは次回

■既存建物の実測は鉄則:解像度が上がることでやれることがより具体的になります。