230501 格子戸と回析現象

『鷹匠町の家』

建具そのものを見ると格子の隙間は狭くてほとんど雨戸のように見えるのですが
実際の窓に納まると、その隙間から光が回り込んできて(回析現象)、隙間以上に光の存在が際立つ。

このギャップが格子の難しいところで、図面で描いていたとしても製作時に確認しないと失敗することになって文字通り間が抜けるということに陥る。

■良い窓になりました。