230615 線状降水帯-海南市-vol.02

次回に活きるヒントがあればということで当時の様子を記録しておきます。

時間雨量80mm。湯浅からの帰り有田の高速の乗口付近が水に浸かっていてこのまま突っ込むと水没すると判断して引き返す。

NHK防災アプリでレーダー情報を見ながら今後数時間の雨の様子を確認する。あちこちから水が溢れ引き続き雨量も多く、これは長引くと考え一旦コンビニとガソリンスタンドに行って体制を整える。国道42号線は大渋滞で、随時海南と電話でのやりとりをしながら情報を得つつ、河川ライブカメラを見て実家の母に電話、『2階に避難するように』と。

さてどうしたものかと2時間程待機して、別便で湯浅に居た友人(海南市の人)とコンタクトをとる。同じように、北にあるコンビニで待機しているとのことで、少し動きだしたので42号線を通り海南へ戻りますと。高速も駄目、山道も危険ということで同じくノロノロ動く国道に合流する。わかっている道なので必要もないが、何となくいつも使っているgooglemap-naviをセッティングする。

これが功を奏した。

一般のナビと違いgooglemap-naviは同じ道を先行する車の情報(Android携帯利用者)
を得て随時最適な道をナビしてくれる。先行している車達が最もスムーズに通行した情報が反映されるので、結果通行止めを回避しながら裏道をスラスラ抜けていくことができた。通ったことがない道もいくつか通り、同じタイミングで出発した友人とは2時間程早く帰ることができた。

また、TVなどでみかける水没した車。なんでこの状態で突っ込むのと思うよくみる映像ですが、いざ目の前に水没した道があって前の車についていくと結果として動かなくなるというのが実態。今回も高速の乗り口でこれはまずいぞと判断せずそのまま突っ込んでいたら同じようになっていたと思うし、動いている車の中でその判断は余裕がないというのがよくわかった。

■googlemap-navi

■NHK防災アプリ
⇒雨雲レーダーを見ながら後の雨脚をチェック。特に線状降水帯は真っ赤な部分が鮮明にわかりやすくどこで強い雨が降っているかがよくわかりました。
https://www3.nhk.or.jp/news/news_bousai_app/index.html

■河川ライブカメラ
⇒実家の横の川にたまたまセッティングされている。水位などもリアルタイムでわかります。
http://kasensabo02.pref.wakayama.lg.jp/mainCamera.html

■防水テープ
⇒線状降水帯がくるとわかった時は事前の対策を。外側から出入口の縁に防水テープとブルーシートで対応を。
https://www.esco-net.com/wcs/escort/ec/detail?hHinCd=EA944MJ-1

■長靴(膝下ぐらいの長いやつ)・合羽・ゴム手袋
⇒年に何回か使うので用意は必須。作業性が全然違います。

■高圧洗浄機・スコップ⇒泥の掃除

■サーキュレーター⇒床下の乾燥に