230415 Chatgptに聞いてみた
今話題のChatgpt(高度なAI技術によって人間のように自然な会話ができるAIチャットサービス)に聞いてみた。少し長くなりますが、示唆に富むのでそのまま掲載します。
■質問①:『AIの登場で、日本の建築家の仕事は今後どうなっていくのでしょうか?』
⇒Chatgptの回答:『人工知能 (AI) はすでに日本の建築家の仕事に影響を与え始めており、この傾向は今後も続く可能性があります。ただし、AI がアーキテクトの仕事に与える正確な影響は、開発される特定のアプリケーションやテクノロジーなど、さまざまな要因によって異なります。
AIが日本の建築家の仕事に大きな影響を与える可能性が高い領域の1つは、設計プロセスです。アーキテクトが設計オプションを生成し、事前定義された制約とパラメーターに基づいてさまざまな構成を検討するのを支援できる、AI を利用したツールがすでに開発されています。これらのツールは、建築家がエネルギー効率、費用対効果、美学などの特定の基準に合わせて設計を最適化するのに役立ちます。このように、AI は建築家がより効率的かつ効果的に作業するのに役立ちます。
AIが日本の建築家の仕事に影響を与える可能性が高いもう1つの領域は、建設プロセスです。
AIを活用したツールを使用して、建設現場を監視し、潜在的な安全上の危険を特定し、建設のワークフローとスケジュールを最適化できます。これにより、コストを削減し、完成品の品質を向上させることができます。
全体として、AIは日本の建築家の仕事に影響を与える可能性がありますが、人間の建築家を完全に置き換える可能性は低いことに注意することが重要です。代わりに、AI はアーキテクトの能力を強化し、より効率的かつ効果的に作業できるようにするためのツールとして使用される可能性があります。』
■質問②:『快適に暮らすための最適な間取りを教えてください。』
⇒Chatgptの回答:『快適な生活空間の間取り図を設計するときの一般的なヒントには、オープンコンセプトの生活、適切な収納、機能的なキッチン、プライベート スペース、自然光、屋外生活を取り入れることが含まれます。AI はフロアプランの設計を支援できますが、人間の建築家やデザイナーは、AIが持っていない可能性のある創造性とパーソナライズされた専門知識をもたらすことができます。間取り図の作成には、AIが完全に再現するのが難しい個人の好みや人間の判断が含まれます。したがって、最終的なデザインが特定のニーズや好みを満たすようにするには、専門家と協力することが重要です。』
質問①、②を整理すると
AIを敵対関係でなく効率化させる為のツールとして使われると言ってる。
AIはけっこう謙虚で最後は人間の建築家の助けを借りてね(笑)って言ってる。
設計にAIを導入した際にどういうことになるか想像してみる。
AmazonPrimeで映画を選ぼうとした時にrecomend(おすすめ)で良さげな映画を提案してくれるがそこからこれだという一つを選ぶのに凄く頭を使って結局もういいやとなって映画を観るのをやめてしまうことがある。もっと面白そうなものと考え出すと決め切ることができなくなる。これと同じで無限に良さそうな間取りを提案された時に最後の決定を誰が行うかって問題が残ってくる。この部分に関しては、背中を押してくれる人、経験のある人の存在が必要になるんじゃないかなぁ~と思う。その決定すらもAIが責任を持って行いますとなれば話は別だけどパラメーターを少しいじると結果が大きく変わるようなことに対して人間がその決定をどこまで信用できるかが想像しにくい。