230628 こいし整形外科増築工事
京都と奈良の県境、木津市で整形外科のクリニックをされている『こいし整形外科』様の増築工事。
今回、美容医療部門の立ち上げにあたり既存建物に増築を計画させて頂くことになりました。
いつもと毛色の違う建築用途ではありますが、不特定多数の方が利用される建物の面白さ、難しさもあるのでそのあたりを含めて楽しみな計画となっています。
まずは定石通り、周辺環境からどのような計画にするかを探っていきます。URが開発した〇〇台と名が付く住宅地が周辺を囲い、片側2車線、中央分離帯や歩道幅が広いため通行する人にとってはゆとりある視界となります。そういったところに建物を計画するにあたって、細々とした装飾を施したところでその印象は全く記憶に残らず流れていってしまう。つまり、ほとんど意味がない。大きな看板、派手な色というのがわかりやすい回答なのですが、美容医療という性質上、清潔感と上品さが欲しい。また新築でなく増築である為、既存棟とのバランスも考えて増築することでバランスもとりたいところ。そういった考えをもって計画を進めてみました。
完成は8月中旬を予定しております。工事は既存建物の工事を設計・施工して頂きました新都建設様。短い工期ではございますがよろしくお願い致します。