260303 スクリーンを通して

本州最南端の火祭り』へ。

だいぶ前の情熱大陸に出演していた
有名建築家がタクシーに乗りながら事務所スタッフと打合せをしていた。
スマホを手にして指でスワイプしながら「あーしてこーして」と指示を出している。
取材ディレクターが「スマホの画面で良く分かりますね?」と質問したところ
「今の時代、スマホの画面で伝わらなければ意味がないのよ」

観光地やイベント事、実際の現場に行っているのにも関わらず
スマホのスクリーンを介して対象物を見ることが多くなった。
デジカメで撮影している僕だって同じ状況。

スマホのストレージ容量が大きくなって動画撮影もストレス無く行えるようになってくると
ズーっと動画撮影してその一部始終を撮影している人も増えてきた。

この状況を突き詰めていくと
高解像度のヘッドセットを付けて自宅でこの火祭りを観ている状況と変わらなくなってくると思う。
火の温度や芝が焦げる匂い、賑わいなどは現地の方に分があるのですが
不思議な事に撮影に集中していると視覚情報以外の五感が働かなくなって
現地の優位性を担保していたものを感じにくくなってしまっている。

逆張りで考えると、現地の様子なんかは調べれば直ぐに出てくるので
視覚情報はそちらにお任せして思う存分五感で体感するのも一つの戦略かと。

◆本州最南端串本でのイベント:地元学校の弓道部によって火矢が放たれました。