241212 高さ関係
『日高の家』
本日、白蟻の工事で大工さんはお休み。
増築部の骨組みが組みあがり
既存部分との関係性が見えてきました。
既存部分の屋根(軒先)の高さが決まっていて
増築部の屋根はその下に差し込むような納まり。
おのずと天井高さは低くなりますが
それはそれで落ち着きのある空間になります。
同時に床も既存土間の上に根太を転がして(通気は確保しています)
床を仕上げていくので地面との距離が近く感じます。
幸い水に浸かるような場所ではないので
敷地排水さえきっちりとしておけばこの床と地面との近さは美点になると思います。
キュッと引き締まったコンパクトなスケール感は
新築ではなかなか実現しにくいものなので仕上がりの空間がとても楽しみです。