240911 決定打
お盆前にコロナに感染し、8月中は何だかんだ後遺症がありました。ようやく咳も落ち着き平常運転に。
現状は、計画中であった案件が9月末から現場着手することに。
加えて新規案件(新築やリフォーム)の計画着手とお陰様で忙しくさせて頂いております。
さて、以前書いた記事、『 ちょっとしたコツ』。
物を選ぶ時にイメージ先行で選ぶという内容のものなのですが、久しぶりに腕時計を購入したのでその経緯(プロセス)を通してどのように選んだかを書いておきます。
何故しつこくこのプロセスを大事にするかというと、家づくりをされるお施主様のご意向がinsta、pinterest、youtube中心になってきて久しく、文字情報ではなくてイメージ先行で材料や空間を共有されることが多くなってきているから。
つまり物の決め方が変わってきてて、売り手側としては期待に応えるイメージを発信していないと購入して頂く為の決定打にならないことを痛感しているからです。
大学生の頃に購入した、G-shock AW-500。かれこれ25年程使っていて、電池交換は都度、ベルト交換1回行い現役。
さすがに液晶がカスれてきたので新しい時計を考える。
今時の考えでいくとスマートウォッチの選択肢も考えましたが、充電の煩わしさと、あの扁平なデザインがどうもピンとこず却下。
そもそも求めていることとして
①時間、日付、曜日がわかる
②TPOをあまり選ばない(ギラギラせず、シンプルであること)
③現場環境でも気にせずつけられる(タフであること)
それ以外はスマホがあるので不要。
特に③は必須で、25年も使ってきたノンストレスのG-shockがやはり次も候補筆頭に。
googleで検索すると下記のような画像が出てくる。
この時点では、何にするかは全く決めておらず、ポチポチ一つずつみていく。
大きさ、厚み、性能、質感等々①②③の条件を元にふるいにかけ候補を2,3絞っていきます。
平成時代まではここまできて、値段なども考慮しながらポチっと購入するところですが、令和時代はここからの作業が大事。候補の中で自分のイメージに合う、琴線に触れる画像や動画を探します。
この動画が見つかるまでは、候補を絞り切れなかったのですがこの動画があったことで気持ちよくポチっと購入することができました。選ぶ側としては、この琴線に触れるイメージ、ストーリーをもつことで購入後も満足感が高まります。
そう考えると売る側としては、スペック云々よりも琴線に触れる情報を丁寧に伝えられることが重要になるんだなぁ~と改めて気づきを得た次第です。
■左が新しいAW-500BB-1EJF(既に廃盤) 右が25年前のAW-500
■針の中心位置が変更されています