230201 柱状改良(地盤補強)
『鷹匠町の家』
解体工事終了後、地盤調査を行い地盤改良の有無を判定する。
和歌山市内、特に西側エリアは砂地層となっているところが多く
今回も地盤改良が必要という判断に。
だいたい7mのところに地耐力のある層が確認できたので
そこに向けてコンクリートの柱を作っていく。
基礎全体にまんべんなく施工し本数は40本。個々の柱径は400mm。
作業は、想定した深さまで穴を掘って
ドリルを逆回転して引き抜く時に先端からコンクリートを流し込む。
抜けると同時にコンクリートの柱ができているという仕組み。
今回はこれを40回繰り返す。
凄く原始的な方法ですが
深さなどはデータで管理されていて報告書としてレポート頂けます。
今回はもともとの建物が建っていた為
地盤調査のタイミングが解体後となりましたが
調査費は安価にして頂けますので更地の状態であれば
着手前に調査をしてみるというのも良いかと思います。