231011 基礎が大事

『巽の家』

前面道路と擁壁の高低差は最大1600mm程ある。
擁壁の内側に建物を建てる時に既存擁壁に建物荷重を掛けてはいけないというのがあって、基礎の根入れ深さを深くする必要があります(擁壁の構造計算による検討が行われていれば別)。
工事の様子を見て頂くと基礎がグサッと深いところまで施工され擁壁に対しては荷重を与えていないのがよくわかります。
これで万が一、擁壁が崩れたとしても建物は自立するので安心。
土を掘ったり、埋め戻したりと大変ですが何よりも基礎が大事ということで安心して上の工事に引き継くことができます。