250612 33,661人

2025年6月10日(火)サッカーワールドカップ予選
日本代表VSインドネシア代表
息子二人がサッカーをさせて頂いているので観戦に。
場所は、パナソニックスタジアム吹田にて行われました。

せっかくなので職業的観点から感想を整理しておきます。

◆観戦者数は33,661人
試合開始まで少し時間があったので一体何人入ってるんだろうと考えていた。発表によると33,661人。
海南市の人口が、2025年5月1日時点の推計人口: 44,787人 (Wikipediaより)となるのでスタジアムに居る人数よりもまだ1万1千人多い。そうかぁ~海南市民を一か所に集めるとこれよりも人数が多くて、こんなにエネルギーを感じることができるんだなぁと。
ピッチの中央で市長がスピーチすればこれは一大イベントになるかと。

スケール感。

この44,787人という数字が、当時を知る人からすると随分減ったとネガティブに感じるかもしれませんが、実際にどれぐらいの人数かと肌感覚で実感として把握できている人は少ないと思います。33,661人を目の前にすると、結構なパワーと何でもできそうな勢いを感じることができるし、それぞれの人生があってそう考えると豊かなものだと。。。決して少ないとは思わないし、過疎化が進むとはいえまだまだ捨てたものではないと感じることができたのは収穫。このスケール感を知っておくというのは今住んでいる街の規模を把握するのには良い経験になると思います。

◆拡大・縮小
いつも、スクリーンを通してしか見ることができない日本代表戦。サッカーにそれ程詳しくない僕でも、久保の詰めの速さやテクニック、遠藤の集中力を切らさずコツコツ淡々とこなすミスの無いプレー、中村の終始ゴールを獲ってやろうという動物的な雰囲気が、選手それぞれのキャラクターの違いを感じることができて面白かった。テレビの方が拡大されてより精密に分析できるようにも思いますが、現場で観るとより個性の違いがはっきりと出ていたのが印象でした。スクリーンを通す場合は、適宜拡大(ズームイン)と縮小(ズームアウト)が行われるのに対して、現場では常に同じ倍率でピッチを観ることになります。当たり前の話ですが、この見え方の違いが人間の認知にも影響を与えているのだなぁ~と。
月並みに行ってみないとわからないというものが確かにあって、大阪万博のリングなんかもそうなんだろうなと。

良い経験になりました。