241030　愛着を育む

年間1.5～2万キロは走るので、エンジンオイルの交換の頻度は結構になる。
ちょっと調べてみるとそれ程難しくなさそうなのでamazonセールで道具を揃えて試しにやってみた。
せっかくなので添加剤なんかもいれてみたりなんかもした。

作業としては１時間もかからず終了。
フィルター交換にまで手を出すとまた難易度が上がりそうですが
オイル交換だけであればなんてない作業。

さて、本題。

作業をしてから２，３日が経ちました。
その間、車に乗っている時の気分。
いつもはお金を出してやっていたことを、調べて自分でできたという満足感。
添加剤の影響なのかエンジン音が静かになり、アイドリングしている時にウンウン効いていると思える達成感。

この感覚って車屋さんに行って、お金だけ払ってやってもらうだけだと得られないものだなと。
何なら長時間待たされたり、不手際でスムーズにことが進まずストレスを抱えたりもする。

家具にワックスを塗ったり、靴を手入れしたり、カメラのレンズを磨いたり
項目だけ上げると何だか面倒くさい作業になるけど、自分で手を掛ける作業があることで
その後の思い入れや愛着って明らかに違ってくる。

今は何かと忙しい時代で
お金で作業を外部化してしまいそういった愛着を育むきっかけがスポイルされているようにも思う。
この手入れ＝面倒臭いものから、手入れ＝愛着を育むものへの意識のシフトが大事になるのでは。。。

この手入れが抜け落ちてしまうと飽きやクレーム(粗探し)の方に
意識が向かってしまいどんなに良いものを手に入れたとしてもより深い愛着には繋がらない。
結果、次から次へと新しいものに目が行き目の前のものが嫌になってくる、循環。

エンジンオイル交換をきっかけに何やら大きな話になりましたが
これは意識して掘り下げてみたい気付きにもなりました。