240719 エアコンの使い方

エアコンからは冷たい空気が出て、強風にしているのに風があたらないところがジリジリ暑い。

『はて、、、』

日本車と違いエアコン能力が低いかもしれないけど結構冷たい空気は出ているので何か根本的な使い方が間違っているのか考えてみた。

省エネが叫ばれるなか、窓ガラスから入ってくる熱を考えることがマストになっている知識を応用して
ガラス面に手をあててみるともわぁっと暑い。

車内で何が起きているかというと、
エアコンの能力<外から入ってくる熱という関係に
なっているのでいつまでたっても涼しい~という状態にはならない。

これをエアコンの能力>外からはいってくる熱
変換できれば車内は快適になるはず。

建築で考えられる対応としては
①エアコンの能力を上げる
②建物の気密性、断熱性能を上げる
③窓から入ってくる熱を防ぐ(遮熱性能の高いlow-eガラス等)
④ゴーヤを窓の外に植え光を遮断する
⑤打ち水を行う
等々が考えられます。

では車でこれを応用すると③あたりを攻めてみることに。
ガラスを入れ替えるというのは無理なので、エアコンの風をガラス面に当て熱を車内に入れないようにしてみた。
具体的には、冬場使う 曇り止めのスイッチをオンにしてフロントガラスに風をあてフロントから出る風の送風口はドアのガラス面に向け、外気が入らないように内気循環のスイッチを入れた。

結果は、この猛暑の中でも快適に過ごせるようになりました。
息子なんかを助手席に乗せる時に観察していると、直ぐに送風口を自分の方に向け涼をとるというのが自然な行動かと思いますが車内全体のことを考えると外から熱を入れない対応をした方が上手くいきます。

この理屈は家でも同じ、エアコンを効率的に考えたい人は色々と試して見てください~。

■そもそも容量の大きなエアコンが搭載されている車の場合ではこんなこと考える必要はないのですが