□ 設計事務所に依頼すると費用が高くならないですか?

「設計事務所」をうまく利用して頂くことで適正な価格を把握し、第3者という立場での「監理」も含め、費用が余分に高くなるということは決してありません。

住宅を建てる時について言うと、大きくは「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」に頼むという選択肢があります。一般的に「設計事務所」に依頼すると設計料が余分にかかり費用が高くなると思われますが、第3の存在として「設計事務所」が独立した形になり、「設計監理業務」の費用が顕在化する(cost.pdfことがその理由なのだと思います。設計料無料といったような広告を見ることがありますが、項目としての設計料が無いだけで、材料費や経費といったところで確保しているということです。

「設計事務所」に依頼する構造上のメリットとしては、相見積りによる適正価格の把握があります(当設計事務所では原則、相見積りによる金額査定を行っています)。「ハウスメーカー」、「工務店」の場合、設計施工一貫という構造を取っている限り、同一の設計図書から複数の見積りを取り比較すること(相見積り)ができません(mitsumori.pdf。相見積りによる競争原理と、細かな見積り内容の査定を行い無駄な費用、不明瞭な費用を無くすことで工事費の圧縮を行っていきます。

最後に、「ハウスメーカー」の建物はあくまでも商品です。売れること、利益を生み出すことを基準に仕様が決定されています。スケールメリットという点では、「ハウスメーカー」に分がありますが、あくまでも選択肢が限られた中での話です。「工務店」の場合においては、工事を受注することで利益を得るという構造になっています。根本的に「設計事務所」とのスタンスが違うのです。その上で、「設計事務所」が良いというのではなく、唯一無二の家づくり、住まうことについてじっくりと考えるスタンスでいることに理解して頂けるかということが選択肢としての「設計事務所」が存在する理由だと思っています。

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