□ 設計事務所の業務について教えて下さい。

建物を建てる際、設計事務所の業務には大きく分けて
「設計」 「工事発注・見積り調整」 「監理」

と、3つの業務が存在します。

「設計業務」
建物を建てる目的を具体化する作業のことを指します。
具体的には、敷地・建物の情報収集、関連法規の整理、施主様の要望等をもとに基本計画の検討(基本設計)、確認申請手続き、材料・設備等の情報収集、実際に工事を行う為の設計図書の作成(実施設計)をいいます。
後の業務を円滑に進める為にも詳細な設計図書の作成が求められます。

「工事発注・見積り調整業務」
設計図書をもとに施工業者に見積り依頼を行います。
当設計事務所では原則、数社に依頼(相見積り)を行い見積り金額の妥当性を把握します。
同時に見積り書の内容、体裁、質疑内容の質、対応、実績などを総合的に判断して施工業者を決定します。
設計事務所が入ることにより、施主様と施工業者との関係が情報、知識、実情といった点で対等になるというメリットがあります。

「監理業務」
施工業者が行う「かんり」は「管理」であり、
工事が予定通り進行できるように部材や人員を手配したり指示を出したりすることをいいます。
設計事務所が行う「かんり」は「監理」であり、
計画内容や施工計画どおりに施工が進められているかということを監督・チェックすることをいいます。
建築士法では、建築士の工事監理を義務づけており現場ごとに必ず有資格者の工事監理者が必要になります。ハウスメーカーや、設計施工で行う工務店は自社に工事監理者を据えているのに対し、設計事務所の場合は独立した存在として監理業務を行うので構造的なメリット(merit.pdfがあります。
実際に建物をつくるのは、施工業者であり職人です。その方達に設計図書の意図を正確に伝え、施主様が現場にものが言える為にも、「設計事務所」が行う独立した存在としての「監理業務」は重要であると言えます。

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